えりおのオンビョンな日常

平凡動画投稿者の不定期更新ブログ

二日に一回、30分しかゲームをやらせてもらえなかった男の悲惨な物語

ふと昔のブログを発見して読んでいたらあまりにもしょうもなくて身も蓋もない記事を発見して自分で爆笑してしまったのでここで復活させようと思います(?)

 

※当時の記事を忠実に再現するために丸々コピペしているのでちょっとおかしいところがあるかもしれません。

 

 

↓ここから原文↓

 

 

だいぶ前の記事にもおそらくそれっぽいことを書いたのですが、僕は小学生の頃、

ゲームが二日に一回、しかも30分しかやらせてもらえませんでした。

視力がアレだったのが第一の理由かもしれませんが、やっぱり永遠にゲームばっかりしてしまう子にならないように考慮したりとかしていたのかもしれませんな(なお今は毎日ゲームばかりしています)

まあそのせいで友達とガンガンポケモンのストーリー(当時は金銀クリスタル)の進捗具合に差がつくわけですよ。
みんなはもうルギアがーホウオウがーとか言っている時にまだ四天王で負けまくったりとかしていたわけですね。

だからもうね、とてもそれだけのプレイ時間では満足できなかったわけです。
なので僕は


ゲームを自室に持ち込んで指定された時間外にもやっちゃう
という暴挙に出ました。
当時はこれをこそっとゲーム、略してこそゲーと呼んでいたので以下こそゲーとします。
てか、やってた人いるでしょ?親に隠れてゲームやってた人。いますよね?いるよね?(疑心暗鬼)


よい子は決して真似してはいけません


どんなにやりたくても二日に一回のたった30分しかできなかったゲーム…暇さえあればゲームのことばかり考えていた当時から救いようのないくらいゲーム中毒だった僕が、その日を境に「事実上無制限」でゲームができるようになったわけです(バレなきゃね!)から、そりゃまあ休みの日なんかは朝から晩まで無限に自室に引きこもってゲームをしていたわけです。
それはそれはたまらない日々でした。
どんなに願ってもできなかったゲームがこんなに…



しかし、この時の俺は完全に油断していた!
両親は何も言ってこないし、バレずにゲームできているに違いないと信じて疑わなかったのだ…。

このこそゲー生活を数か月続けたとある日の昼間に事件は起こった。
この日もいつものように自室に引きこもってこそゲーをしていた。
その時の自室近辺の状況はこんな感じ。

うちのにかい

自室で窓によりかかってゲームをしている状況をイメージしていただければ。
ベランダに背を向けている状況ですね。
この時やっていたゲームは今でも思い出せる・・・星のカービィ2でした。

この日の俺はいつものように余裕ぶっこいてこそゲーをしていた…星のカービィ2のステージ2のデモムービーを見終わり、「あークーとカービィかわいいな~」とかぼけっと考えていたその瞬間。

この時の俺は完全に油断していたのだ。
ゲームは音量全開で、見つかるかもしれないという可能性をまるで考慮していなかった。
まさか自分が見つかるなどと、思ってもみなかった、

その瞬間。




あっ!


という声が背後から聞こえてきたのだ。

その声の主がだれなのか…それは齢10の小学生のお子様でも、すぐにわかる人物の声だったのだ。
そう、それは紛れもなく母親の声だったのだ。
俺はただただ反射的に後ろを振り向くと、ベランダで仁王立ちをしている母親の姿が!!

うちのにかい2

そう、母親は知らない間にベランダに回り込んでいたのだ。


この瞬間俺は頭が真っ白になり、30秒くらい制止していた。



聡明な方であればお気づきかもしれませんが、

我が家の二階のベランダへ行くためには、親の寝室か俺の部屋のどちらかを経由しなければいけない。

もちろん自室に母親が入ってきてはいないので、母親は「寝室を経由しベランダに行き、俺の背後へ回り込んだ」ことになります。
それすなわちどういうことなのか?

ゲームをしている俺は背後からこそゲー現場をつきとめられるまでは一度も母親を視界に捉えていない、すなわち気がついていなかったことになります。
そのため、母親は「俺に気がつかれないようにベランダに移動し、俺の背後に移動した」。


おそらくこのへんにいた段階で、俺がゲームをしていたことには気がついていたはずである。

うちのにかい3



だが母親は、自室入り口でいったん俺をスルーしベランダに回り込み、わざわざ俺に精神的苦痛を与えるためだけに手間をかけたということになるのだ。
うちの階段はわりとゆっくり歩いても足音が響くほうなので、
かなり慎重に階段を登ってきたに違いない!
当時小学四年生ながら、

自分の母親の鬼畜さに嘆き悲しんだのを覚えています。
そして、自分の無力さも。

どうして気がつかなかったのか?
確かドアは開けっ放しだった。足音は聞こえなかったのか?

それに何より、
一度目撃されているのにも関わらずその場はスルーされているという事実が一番悲しかった。
それほど自分は隙まみれで油断していた……警戒心という警戒心は全てブラジルあたりに飛んで行ってしまい、完全に星のカービィ2の世界に入り込んでしまっていた俺を地獄へと突き落とす、おそらく死ぬまで忘れないであろう事件であった。
おそらく、これよりももっと前にどこかのタイミングでバレてはいたのでしょう。何も言われなかっただけで、俺はそれを見つかっていないと勘違いしていたのだ。

この日に持っていたゲームを全て没収され、それから中学二年生くらいまで俺は全くゲームができない日々を送ることになるのであった…






という、クッソしょうもない思い出日記でした!!
今となってはもうこんなふうにネタとして書けるくらいになりましたが、当時受けたショックはそれはそれはもう計り知れないものでした。
そりゃもちろんこそゲーなんてしていた自分が一番悪いことには違いないんですが、どうしてもゲームがしたくてしたくて仕方がなかった。まわりの友達はみんな好きな時にゲームをしているのにどうして自分だけ…みんなに追いつきたい…そればかりを考え、自分の置かれた環境のうんちっちぶりに嘆き悲しみ続けたことは、たぶんもう死ぬまで忘れることはないことでしょう。

ゲームを没収された日の深夜はベッドの中で「ゲームボーイ・・・ポケモン・・・カービィ・・・チャレンジ四年生のゲーム(名前わすれた)・・・今までありがとう・・・」とか言いながら肩を震わせながら泣いていたのも今思い出しました。

つまらんところでポエマーになるマン。



というわけで、しょうもない日記は以上です。

 

 

しょうもなさすぎワロタ