つまらん昔話シリーズ始まりました。
非常にしょうもないので暇な人だけ読んでね(いつもこれしか言ってない)
ちょっとアレな内容なので一応閲覧注意ね!
こないだ休みの暇だった日になんとな〜くようつべをぶらついてたら「GBASPが最近アツい!」みたいな動画を見つけてすんごい懐かしい気持ちになりました。
今では当たり前になった携帯機の画面にバックライトがついたり電池が乾電池から充電式のやつに変更されたりと色々と今のゲーム機の走りになったハードで、初めて手に入れたのは小6の時の誕生日プレゼントでした。その時は画質の良さに感動したもんです。
とこ☆ろが!
前にどっかの記事でも書いた気がするんですが、当時のえりお少年は2日に1回、しかも30分しかゲームをやらせてもらえない縛りのかかった日々を送っていたのだ!!
新たなゲームを買い与えられてももちろんその謎縛りは継続続行で、せっかくの最新機種GBASPも宝の持ち腐れ同然だったのである。
もちろん本体を家の外に持ち出すなんてもってのほかで、僕は周りの友達たちがGBCとかGBAとかを持ち歩いてみんなでワイワイポケモンとかで遊んでるのが心の底から羨ましかったし真似したくて仕方がなかった...のですが、結局この欲求が満たされることはありませんでした。
このつまらん縛りが消滅したのは中学2年の時だったのですが、その時はもう熱心にゲームをやってるような人が周りから誰もいなくなっていて、逆に「まだポケモンとかやってんの?オタクじゃんキモ〜」勢ばかりになっており、一緒にゲームの話ができるような人も極小数になっていた(^q^)
「オレはお前らと違って自由にゲームできなかったんだよ」とつまらん言い訳と自虐を自分に言い聞かせていた賢しいえりお少年は失われた青春を取り戻そうとそこらじゅうにGBASPを持ち歩くようになったのですが、これはちゃん楽しかった。もともと友達が多いほうではなく一緒にゲームをする友達もほとんどいなかったのですが、それでもその友達たちとゲームをするのはとても楽しかったような気がする。
しかし!!そんな平穏な日々もある日突然終焉を迎えるのととなったのだ!!
我が母校の中学校はもちろんゲームなんぞ持ち込もうものならバレた瞬間に没収不可避だったので、学校に持ってく場合はどうにかこうにかバレないところに潜ませておく必要があったわけです。
で、えりお少年が隠し場所として選定していたのは、今ではあんまし見なくなった(気がする)学校指定の白鞄の蓋の部分についてたファスナー付きのポケットの中でした。
そのポケットは普段滅多と使うことはない場所で、下手したらそんな部分が存在するのかも知られてないようなところだったのですが、僕はそこに毎日GBASPを潜ませており、放課後帰り道で当時根城にしていた秘密基地っぽい場所で、わずかながら存在していた友達たちと満足するまでゲームの世界に入り浸っていました。
で、そんなある日の出来事。
帰りのホームルームの終わり際、担任の先生が「最近盗難が増えてるから気をつけろよ〜」みたいな話をしたんですよ。
えりお少年はその話を他人事同然のように聞き流し、さっさと出てゲームやりてえな〜、今日は何やろっかな〜みたいなことばかり考えていたのですが、
まあまさかな、となんとな〜く考えて鞄のポケットをまさぐってみたのですが、
手を伸ばせばいつでも触れる場所に存在していたはずの四角い物体が、間違いなくそこに存在しなかったのである。
「??????」
混乱の最中にいる中そんなえりお少年をスルーするかのようにホームルームが終了し、気がつけば教室からは誰もいなくなっており1人取り残されていた。
大切なものが無くなったという喪失感よりも、学校に本来持ち込んではならないものが消失したという騒ぎを教師たちに知られたくないという防衛本能が優先的に働いたのか、自分で不思議なほど冷静でした。
そして、えりお少年は無人の教室で考えられる可能性を順番に考えたのである。
Q.本当に持ってきてた?
A.Yes
Q.落とした?
A.否。チャックは確実に閉じられていた。鞄に穴があいてたり破れたりもしていない。自然崩落に気がつかなった説が否定される。
Q.実は教師の誰かがえりおがゲームを所持していることに気がついたか、もしくはえりおがゲームを所持していることを知る人間が教師に密告し、えりおが不在の間に持ち出した上で盗難被害ということで強引に収束させようとした?
A.ちょっとありそうだが否。
さすがに鬼畜の所業すぎるし、こんなことを教師がやってたら終わりである。
それに加え、当時の担任は熱血体育教師でそんな陰湿行為を働くような人間ではなかった。
万が一気がついていたのだとしたら確実にお呼び出しをくらっていたはずである。教師が絡んでいる可能性は低い。
となると、もう答えは1つである。
Q.教師ではない誰かにより盗まれた
A.That's right
この事実に気がついた時、スンッ…と何かを諦めるような感情が芽生えた。
この盗難を働くことができるのは隠し場所を知っている人間のみであり、それが誰なのかというといつも放課後に行動を共にしてる人達しかおらんわけで。
友達だと一方的に勘違いしていた何者か、もしくはその人物は隠し場所を密告しただけで盗難を働いたのは別人かは想像することしか出来なかったが、比較的近くにいる誰かの手によりえりお少年のGBASPは抜き取られていたのであった。
この時のことははっきり覚えてるんですが、悲しいほど冷静でした。
大して焦ることもなく、「あ〜なるほどね」と納得してしまっている自分がいました。
というのも、えりお少年は小6の時に近所の同い年の人たちの手によって孤立したことがあり、「自分はいざとなれば裏切られて孤立する素質のある人間」であることを既に理解していたからなんですね。
こういうイヤ〜な経験って仮にその場で一時的な解決を見たとしても、いつまでもいつまでも頭にこびりついたまんま残り続ける。
そしてその時のえりお少年はショックよりも「またか〜」という諦めの気持ちのほうが優先度が高かったらしく、ただただ悲しみに打ちひしがれながら真っ直ぐと帰宅し、何事もなかったかのようにそれ以降の日々を過ごすのであった。
この話には後日談がありまして、この事件の起こった数日後に別の友人に「○○(主犯の名前)がお前のゲーム盗んで売ったって言ってたぞ」みたいな報告をしてくれたんですよ。
おかげで犯人が誰なのかわかったわけなんですが、それは当時放課後に行動を共にしていたメンバーの誰かではなく、学校で会うだけのただのクラスメイトでした。
で、よくよく聞いてみるとどうやらそいつ主導で僕を孤立させる計画が水面下で進行していたらしく、そのまま程なくして僕は本当に孤立し、そのまま卒業までクソゲロゴミカスゲロンピーのような日々を過ごすことになったのであった!
以上、今となってはブログのネタにしちゃうような話でした…が、当時は冷静だったながらもちゃんとショックはショックでした。
確かその時はSPにポケモンルビーが装着されていたのですがそれもセットで売り飛ばされており、シンプルに時間かけて育てたポケモンたち突然の別れを強いられたことやら、シンプルにGBASPが手元から失われたことやら。
僕はどう足掻いてもまともに何かを楽しめる生活はできねえんだろうなっていうのを齢14歳にしてなんとなく察してしまったことが何より悲しかったですが、
31歳にして当時盗まれたものと同じ色のSPを買ってしまったアホが私です(^q^)
今となっては当時の反動かレトロゲーム大好きマンとなってしまい、こんな歳でこんな昔のハードを買っちゃうような悲しい大人になってしまいましたが、そういう経験則やらなんやら混み混みで今心の底から楽しいのでまああれもいい思い出だったんじゃねえかなってことにしておこうと思います(クソ適当)
おわり!!!!!!