えりおのオンビョンな日常

平凡動画投稿者の不定期更新ブログ

PHOENIX WANの真ん中の網みたいな部分の錆びをなんとかしたい

また久々の更新になっちゃった!

あれから手の痛みはだいぶマシにはなりました。

 

さてさっそく本題なのですが、こちらの画像をご覧ください。

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こちらは現在マイルームで稼働中のPHOENIX WAN(以下フェニワン)の皿と鍵盤の間にあるオーディオライトの網っぽいものの写真です。

錆びがやばい。

 

おそらく手汗が原因でこんなことになってるんですが、まあ見栄えが悪い。

こうなったのはもうかなり前から(たぶん一年前くらい)で、前から気になりはしていたものの別にちゃんとゲームは遊べるしなぁと特に何かをするわけでもなく放置しておりました。

 

しかし!

先日新型フェニワンがGAMO2公式から発表され、そちらのほうはオーディオライトの網は錆びにくいものに変更されるとの記載が!

既にもう二台のフェニワンが設置されているマイルームですが、新型フェニワンを買うかどうかちょっと心が揺れました。

どうせだったら真ん中の網っぽい部分もサビてない見栄えがいいもの使いたいな~レスポンスがちょっと進化してるなら興味あるな~と。

 

でも別に今のフェニワンが故障したわけでもないしそのためだけにもう一台買うのってどうなのよ?

それなら今の問題点を解決すれば新しく買うよりも安くすむのでは?ということで、重い腰を上げてこの気になっていた錆びをなんとかしようと考えたわけです。

 

で、少し前にもやったスイッチ交換の時のように先駆者がいないかどうか検索して色々と探し回ったのですが、まあこんなところがこんなに錆びてる人は悲しいことに誰も見つかりませんでした。

でも一度考えたらもうなんとかしたくなるじゃないですか。

 

それじゃあもう自分が先駆者になる気持ちでやるしかねえな!

ということで、前置きが長くなりましたが分解だのなんだのを色々試しましたので、どのようなことをしたかを解説形式で備忘録的に書いていこうと思います。

 

 

 

 

※今回は見栄えをなんとかすることだけしか考えなかったので錆びを取ることはしていません。ごまかしているだけですがおおよそ見栄えはマシになります。

 

 

・用意するもの

 

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・塗装用スプレー

・ドライバー

・ラジオペンチ

・適当な不要な新聞紙かチラシ 大き目がいい

 

塗装用スプレーは近所のホームセンターで適用によさげなものを買ってきた。

「サビの上からそのまま塗れる 鉄部用」って書いてあるやつです。

スプレーのやつが楽だと思います。

 

分解の手順

今回はボタンの交換とか皿のメンテナンスとかではなく、もっと根幹的な部分を触ることになるので背部のボタンをプッシュして鍵盤を取り出したりとかではなく、ちゃんとした分解が必要になります。

 

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フェニワンをひっくり返すと、裏蓋がネジ留めされているので(全八か所)、これを全部外します。

これで裏蓋が外れる…

 

と、思いきや!!

 

 

見えているところのネジを外しただけではなんとまだ裏蓋を取り外すことができません!!

 

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フェニワンの裏蓋には、四隅に滑り止めのゴムっぽい素材が貼り付けられているのですが、なんとこれの裏側にもネジ穴があります。

これに気が付けないと一生蓋が外せません。

僕はこれに気がつかなくて30分くらい止まりました

 

この滑り止めは合計6つ裏蓋に配置されているのですが、ネジ穴があるのは「四隅」。

真ん中の二つは外さなくてもOK。

ちなみにこれ、接着剤っぽいもので貼り付けられているので結構力業で強引に外さなくてはいけません。

マイナスドライバーを差し込んでてこの原理で強引に剥がします。後で貼りなおすのですが今のところはちゃんとくっついてるのでたぶん心配ないです。

 

 

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蓋を外すとこうなっています。フェニワンの心臓部分。

中央にある緑色の基板がオーディオライトの基板です。これの下に網が内側から差し込まれているわけですね。なのでこれを外します。プラスドライバーで二か所。

ライト点灯用のコードがつながれていて邪魔になるかもなので一時的に外してもいいかもしれない。

 

 

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基板をどかすと、白っぽい素材が出てきます。(上の写真)

 

この白っぽい謎の素材を内側から網ごと押し出すのですが、写真に見えるようなツメで網がひっかかって取り外せないようになっていますので、このツメを全て起き上がらせる必要があります。指で強引になるのは危ないのでここはラジオペンチとかで挟んでやると簡単にできます。

あまり頑丈ではないので慎重に。

このツメは全部で8か所ありますので、全て起き上がらせます。上下のはじっこのツメが忘れやすいので注意。

 

 

全てのツメを起き上がらせたら後は内側から小突いてやれば簡単に外れます。

 

取り外したもの↓

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最初は白い謎の素材と網が一体化しているので外しましょう。今回用があるのは網のほうだけです。(白い素材が汚れていると思うので濡れティッシュなどでで綺麗にしとくといいかもしれない)

 

 

 

ここまで来たら塗装スプレーをこの錆びの上からプシューとしてやりましょう。

表と裏にそれぞれシュッシュと。

錆びを取る場合は錆び取りの工程を踏んだ後に塗装するのがベストですが、買ったスプレーにサビの上から塗れると書いてあったので今回はそのまま塗りました。

 

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説明するまでもないですがやる場合は周りが汚れないように新聞紙とかを下に敷いてからやってね!しっかり油性なので間違って他の場所を黒塗りにしてしまった時に非常にめんどくさいです。

いい感じに塗れたら乾燥させます。どれくらい乾燥させたらいいかがよくわからなかったので、適当に一時間くらいベランダに放置しました。

スプレー缶の説明書きには冬場は8時間くらい放置したほうがいいと書かれていましたが、たぶんそんなに放置しなくても乾きます。

 

 

さて、ここまで出来たらあとは全てをもとに戻すだけです。

網をまた挿しこみなおすのがなかなかめんどくさいので注意。

ツメが8か所の穴全てをしっかり通過しているかどうかはちゃんと確認したほうがいいです。

 

網を戻す→基板のネジ留め→蓋を戻し全てのネジを戻す(滑り止めも戻す)

遊戯王の逆順処理みたいな感じですね。

 

 

 

After

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かなり目立たなくなったやったぜ!!

粗はありますが、最初の頃に比べれば全然改善されたでしょう。

もっとこだわる場合は二重に塗装するとかサビを取ってから塗装するとかしましょう。個人的にはこれで満足です。

 

 

~余談~

今回は塗装しただけなのでサビは取れていません。

この状態でオーディオライトを光らせるとこうなります。

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ダサすぎワロタ

 

錆びてるのと同じくらい見栄えが悪いので、わざわざもとに戻したフェニワンをもう一度分解してオーディオライトの発光用のコードを引っこ抜きました。

そもそも光ることがなければこんなものは見えないのだ。

 

 

 

こんな感じで、二台持っているフェニワンでどちらも作業しました。

作業時間は乾燥させる時間を含めるとたぶん三時間くらいです。

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おおよそいい感じになったものと思われます。

 

 

 

色々と悪戦苦闘しましたがひとまずやりたかったことは無事にできました。

今後似たようなことをしようとしている人がもしいましたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

おわり!!