長い記事になるのと、書き留めて文章を書いているわけでもないので言いたいことの順序やら内容やらがめちゃめちゃになっているかもしれませんが、自分の考えを一度まとめたいと思ったのでここに書きます。
私は高校生くらいの時から今まで一つ大きく趣味としていることがあります。
それは「動画投稿」と「ゲームの生配信」の二つで、前者はもう11年くらい継続していることです。
どのような動画かというと、喋りながらゲームをする様子を流す、いわゆる「実況動画」というものです。
高校生の時に初めてニコニコ動画を見て、好きなゲームのタイトルで検索をした時に、そのゲームを喋りながら遊んでいる様子が動画として投稿されていて、その動画がすごく面白かった。
もちろん動画の内容そのものもすごく面白かったのですが、その動画に合わせてコメントが流れていくのが新鮮ですごく面白かった。ゲームの状況の変化に応じて、実況者はもちろんコメント欄も一緒に盛り上がって、クリアした時はコメントもみんな盛り上がって。その雰囲気がすごく気に入ってしまい、私はその人の動画を一から全部じっくり視聴しました。
そこから自分も同じように実況動画の投稿をして、同じようにコメントをもらってみたいと思うようになりました。
うらやましく感じるようになったのです。
ろくな小中学校時代を過ごせなかったせいでろくに友達もおらず、クラスのウェイな人たちには一方的に罵倒され、ろくに人の目をみて会話することもできずただただ好きなゲームに打ち込んでいただけだった自分にとって、好きなゲームをやっているところを動画にして、同じようにそのゲームを好きな人たちと共有できるかもしれないと考えただけで楽しみになり、動画を撮影してみたくなった。
それから初めての動画撮影に踏み切るまでは長くなく、オンボロヘッドセットを学校から持って帰って、撮影して…
当時は自室にPCがなかったためリビングの家族共有のパソコンで録画していました。
初めて投稿した動画は今は残っておらずどんなコメントがついたかはもう思い出せませんが嬉しかったのを覚えています。
自分が投稿を始めたと同時に、もっといろんな人の動画を見るようになり、どんどん実況動画が好きになりました。そして自分もたくさんコメントをもらえるような動画を作れるようになりたいという気持ちがより一層強くなりました。
動画がどれくらい見られているかを示す指標に「再生数」がありますが、私は再生数よりも「コメント」をたくさんもらいたいと思っていて今もその考えは変わってません。
再生数は確かに大切ですが、再生数は結局ただの「数字」で、見ていった人がどんな気持ちで動画を見てくれていたのかってわからないじゃないですか?
コメントを見てると「ああ、この人俺の動画楽しんでくれてるなぁ」とか、なんとなくわかるんですよ。なので私はコメントをたくさんもらえるのを嬉しく感じていました。
しかし現実はそう甘くはなく…
私の投稿する動画は、自分が理想とするたくさんのコメントをもらえる動画には至りませんでした。
その理由はやはり、向上しないトークスキルと低画質、ろくに面白い編集もないぶつ切りカットなど色々と理由は考えられましたが、当時はそれがわかっていてもなんとかしようとは思わず…
初投稿から半年くらいが経過した頃あたりからようやく高画質にして投稿したいと考えるようになりエンコードの方法を勉強し、カットや倍速で面白くする編集も勉強し、トークスキルも若干ですが向上し、ようやく無言の時間が少なくなってきて少しは見せられるものになった…と思っていたのは自分だけだったようで、そこからもあきらめずに動画投稿を続けたものの望む結果にはなりませんでした。
実況動画だけではいつも理想としている人たちには届かないことをなんとなくこのあたりで察した。努力をしていたつもりではいたものの全然努力がたりなかった。
それからYouTubeのアカウントを作って、高校を卒業して専門学生になってから、より一層動画編集の楽しさを知ってから、太鼓の達人の攻略動画なんかを作って投稿するようになりその動画はそこそこの評価を得ました。
ずっとほしかった高評価のコメントもそこそこいただくことができて嬉しかった。
私はこれをきっかけにしようと考えました。
私は当時、まず太鼓の達人の攻略動画でまず売名して、そこから本来自分がやりたかった実況を見てくれる人を増やそう、まずは自分に興味を持ってもらうところから始めようと思い、実際にその通りに行動しました。
その結果ある程度は思ったようにはなったような気がしました。
その後から撮影を始めた実況動画は、編集内容もトーク内容も当時のものとは比べ物にならないくらい成長した。(と自分では思っている)
しかし、それでもまだ努力が全然足りない。コメントはもちろん、このころくらいからだんだん再生数も気にするようになった。
ニコニコ動画に投稿することをやめて、このころはYouTubeにばかり投稿していましたが、それなりの有名タイトルでも再生は50にも満たないことがザラで、これもうほぼゼロと変わらんやんけみたいな。
社会人になり外で働くようになってからはそれほど動画を作って配信をやってばかりというわけにもいかず、ずっと目標としていたところにたどり着けることはなく、あきらめてしまった。
そして何年間もそれくらいの再生数でくすぶり続けていることが自分の中でもだんだん葛藤となり始めた。
「俺は何年動画の投稿やっててこの程度のところで止まってるんだ?」と。
そんな中、YouTubeで生配信をすることができるようになり、キャプチャボードを購入して太鼓の達人の生放送を初めてやったのが、今から三年くらい前の春ごろ。
初めて配信をやった時は、まだ当時は太鼓の達人の配信は真新しかったということもあり、かなりの数の人が見に来てくれました。
その時の配信のコメントの勢いは、今までずっと理想だった自分の中での配信像を体現するかのような勢いで、「これをきっかけにがんばろう」と思うようになりました。
しかし、それほど順風満帆に続くわけもなかった。
私は社会人なので、なんというかこう、太鼓の達人を遊ぶメイン層の人たちと年齢が離れていたため、コメント欄のその若い人たちのノリのようなものについていくことができなかったのです。
その結果、当初はすごい勢いだったコメント欄も放送の回数を重ねるごとにどんどんその勢いを失っていき、気がついた頃には配信を開始しても来場者数0、コメント0のまま数時間が経過したりするようになった。
この時ばかり自分は呪いました。
どんだけ自分には人としての魅力が欠落しているのかと。誰にも気がつかれもしない。
そもそも自分が好きなゲームがこう、色んな人が汎用的に楽しめるようなゲームではないというのもあるんですけど(音ゲーとかぷよぷよとか…)、固定の視聴者さんがぜんぜんつかないままなのです。
一番人がいそうな時間帯に有名タイトルで配信をしても、もはや初見の人もほとんど現れず、「俺は誰にも見つからない天才なんじゃないか?」とかもう卑屈になることしかできませんでした。
そんなこんなでダラダラと仕事をしながらその合間に投稿やら配信をして…という日々をもう10年以上も過ごしてしまったわけですが、やっぱりやきもきはするし、もやもやはなくならない。
生きていくためには仕事して収入を得ないといけないですし、職業柄やっぱりすんごいストレスがたまる。
とくに今年になってからは異動騒ぎがあり何度もトイレで吐いたりお腹下したり上司への電話で我を忘れて泣きさけんだりとかクソ恥ずかしいことを何度もやらかしてしまった。最近の配信は仕事のストレスを発散するものになりつつある。
話を聞いてくれるいい人はたくさんいるし、それでもなんとなく楽しいなとは思っているんですけど、やっぱり心のそこからは満足できてない。
やりたいことはこれじゃない。
こんな毎日ストレス溜め続けてそれをなんとなく発散するような日々じゃない。
やっぱりもっと自分の作ったものを、自分を見てほしいとずっと思い続けて今に至る。
諦めが悪いのかどうしても追いかけ続けた夢が捨てられないんですよ。
今なら当時できなかったようなことがたくさんできるようになったと思いますし、当時の非にならないくらいまともにしゃべれるようにもなった(はず)。
曲がりなりにも11年くらいやってきた経験とか技術とか、なんかそれをどうにかしてもっと活かして、もっと成長することはできんだろうかと思うわけです。
ただ自己顕示欲が高いだけなのかもしれませんけど、今のままじゃ絶対そのまま何もできずに時間だけ流れていって何もしないまんま終わってしまいそうで最近ちょっと怖くなってきた。
最近画面の向こう側で楽しそうにしているライバーの人たちを見て、自分はこんなところでこうしてるだけで満足なのか?もっとやりたいことがあるんじゃないか?とかザコなりに思うようになったのです。
もちろん満足できないし、抱き続けた夢も理想もあきらめきれないし、何よりこのまんまで終わりたくないっていう気持ちだけが最近どんどん強くなっていき最近はざわざわしっぱなしなのです。
このままで満足できないし、今みたいな中身のなさすぎる生活をこれからも何年も続けるとかも考えたくない。できることがもしあるならやりたいし、今のどうしようもない生活を変えたいと考えるようになった…ものの、そのために何をしたらいいのかがわからない。
せっかくここまで自分なりにやってきたものを、ここでもういいや~ってあきらめてしまいたくないとか、そんなことを考えるようになってしまった。
一時の気の迷いみたいなやつかもしれませんが、このまま終わりたくないなと思ってしまっている自分がここにいるのです。
色々と思うところがあるのですが、じゃあそのために何をしたらいいのかっていうのがいまいちピンときていないわけです。
もうちょっと世間が落ち着いたら、その夢を叶えるためにちょっと行動してみたいなと思ったりしてますが、いまいち踏ん切りがつかなかったりというどうしようもないもやもやな状態になってしまっている。
でも、今まで何がしたくて生きていたのかさっぱり迷子だった自分でしたが、「やっぱり自分は自分で作った動画を見てもらうのが好きだし、配信でいろんな人とやり取りをするのが好き」であることは間違いないものなんだろうなということを、画面の向こう側で眩しく輝いている方々を眺めて改めて再認識した。
何かできることがあったら積極的にやっていきたいと思います。