これもコピペです。
散々な扱いを受けながらもなんだかんだで大切にされていたポケットピカチュウの末路とは。
続きを読むから御覧ください。 さて、前回の記事でとても大事に(意味深)されていたポケピカとポケピカカラーですが、
ここから中学三年生になるまでは、とりたてて大きな事件に遭遇することもなく平穏な日々を送ることとなります。
時は中学三年生。
受験シーズンの冬、学校内で突然のたまごっちブームが始まります。
その時はもうゲーム制限もなくなっており、ゲーム購入もスムーズだったので、私は流行に乗り遅れることなくたまごっちを購入し(それほど高くもありませんでしたね)、ブームに参加していました。
※前回記事の補足ですが、ポケピカ白黒があれほど流行したんだしポケピカカラーも必ず大流行するだろうと思っていましたが、なんと私以外に誰も持ってる人を見たことがありませんでした。
ポケピカブームは去っていましたが、私はほそぼそと一人でブームを続けており、携帯育成ゲーム機が自分の中でトレンドとあり続けたのですが、たまごっちブームの最中、
デジモンミニ、発売!!
デジモンミニとは、たまごっちはポケピカ以上にシンプルな育成&対戦ゲームで、ガチャポンとかの景品に入っていてもおかしくないレベルの小さい携帯ゲーム機なのですが、これがまた奥が深い。
どれだけトレーニングを重ねたかにより進化先が変化し、さらにその小ささながら別機器のモンスターと対戦をすることが可能というハイスペックっぷり。
たまごっちが流行していた我が校では、その勢いを引き継ぐかのようにデジモンミニブームが爆発し、またたく間にクラス中の大人気コンテンツとして君臨したのです。
私もデジモンミニを購入し、狂ったようにトレーニングモードに浸かっていました。
ハマったゲームに対して鬼神のようなやり込みをしようとする今の私の基幹はここにあるのかもしれません(?)
度重なるトレーニングのおかげで私はほとんど負けなくなり、何度デジモンが死のうがその都度頭のおかしい回数のトレーニングで最強クラスの位置に君臨していたのです。
…が、それで私は満足しませんでした。
それではまだ満足できない。強いだけではまだ足りない。
自分だけの何かがほしい、と思うようになったのです。
思うだけならよかったのですが、私はここで禁断の世界への扉を開いてしまうのです。
本体の分解。
当時ネットで調べていると、「デジモンミニを改造してみた」という写真付きの記事を目にすることはしばしばありました。
画面を反転させたり、画面を横向きから縦向きにしたり。内容は様々です。
画面を縦向きにする改造は比較的中学生の持つ技術でも可能な内容だったので、私はその改造に踏み切ったのです。
わざわざ失敗した時の保険にもう一台新品のデジモンミニを購入した上で。
そしてその改造への挑戦の結果ですが、無事に成功することができました。
時計画面なんかはちぎれてなんのこっちゃ状態でしたが、画面を縦向きにすることが可能となったのです。
他にこのようなことをやっている人はいなかったので、まさにオンリーワン、強くてオンリーワンな専用機器を作り上げることができた…のですが、
ここで私は更に調子に乗ります。
画面だけではなく、もう媒体まで変更できるのではないかと考えたのです。
もちろん当時の私の持つチンカス技術ではそんなことできるわけがないのですが、
なぜか絶対にできると確信していたのです。根拠は何一つありません。謎の自信です。
そして、その時の私がどのような改造を施そうとしていたのかと言うと、
ポケットピカチュウの画面で、デジモンミニをプレイできるものを作る…
その名は「ポケットデジチュウ!!」
意味がわからん。
縦画面になったデジモンミニを作り上げたその日の夜に、私はポケットデジチュウを作成すべくポケピカ(白黒のベルトに刺す部分が折れてるやつ)の分解へと身を乗り出したのです。
わざわざバックアップのためにと購入した新品のデジモンミニを材料に。
完全に調子に乗っていました。
慎重にネジを外し、できなかった時に元に戻せるようにと、わざわざ携帯で写真を撮りながら分解。
ボタンのゴムを取り外し、基盤を取り出そうとしたところで第三の事件が発生。
万歩計としての機能を司るパーツ(名前がわからないのですが針金のようなものでした)が
真っ二つにへし折れました。
私は大慌てでポケピカを元に戻したのですが、重要パーツを欠いたそのポケピカが
まともに万歩計として動作するはずがありません。
ポケットデジチュウ作成はポケピカの犠牲を持って頓挫となった…
しかし私は諦めが悪かった。
あれだけ大切にしていたポケピカカラーを犠牲に、ポケットデジチュウを作成しようとしたのです。
何か新しい満足を得るために、過去の満足を躊躇なく切り捨てていたのが、当時の私でした。
ためらいなくポケピカカラーを分解し、(ポケピカと同じ構造だろうとたかをくくり、写真撮影はしませんでした)再びポケットデジチュウ作成に挑戦。
しかし、全て分解したところで、
「こっからどうすりゃええん?(アホ)」
と、八方塞がりに。
結局ポケットデジチュウは完成することはなかったのです。
そして、
とどめの一撃、第四の事件。
何が起こったかは非常に単純明白なのですが、
ポケピカカラーの内部構造は、ポケピカ白黒のものと微妙に異なっていたのです。
元に戻す方法がわからなくなったのです!!
しかも、先ほどの反省を全く活かさず、万歩計機能としての重要パーツをまたも破損させた上で。
こういった経緯で、私はものの2時間くらいで、10年近く愛用してきたポケピカとポケピカカラーを亡き者としたのでした。
以上が過去のブログに載せてあった悲惨な一部始終でした。
それはもうポケットピカチュウというゲームが好きすぎてたまらんかったわけです。
この記事を書いた後に中古のポケピカをポチったのですが確かこれは音が出なくなって廃棄することになってしまったんですが、この学生時代のアホさをそのまんま引き継いで歳を重ねたえりおは金にものを言わせ、令和という現代でポケットピカチュウカラーの新品未開封をAmazonでポチるのでした.....
おわり!!