えりおのオンビョンな日常

平凡動画投稿者の不定期更新ブログ

音ゲの「放置効果」について考える

今年になってから色々と落ち着かない日々が続いていますが元気です。
今回はIIDXの話を書きます。


毎日がむしゃらにやっても日々の成長が微々たるもので辛い!と思ってたんですが、毎日とかやるよりも程よく感覚を開けてやったほうが成長が早いんじゃないか?と最近思うようになってきたので、それについて個人的に思ったことを雑に書きます。






・放置効果とは?

根詰めてやってちょっと成長が頭打ちだな〜と思った時に、そのまま続けずにしばらくIIDXから離れることにより(このしばらくの間隔は人によって色々違うと思います)、久々にやった時に地力が上昇したように感じる効果のこと。






・なぜそんな効果があるのか?

これは色々な理由があると思います。
(個人の感想です)


1.シンプルに疲れが取れる

やってないんだから当たり前ですね。

IIDXはかなり筋肉に負荷がかかるので毎日やってるとなかなか回復がおいつかなくてなかなか最高の体調でプレイできない。
少し疲れたな〜だるいな〜程度だとこのじんわりとした疲労による地力へ及ぼす下降補正には自分では気がつきにくく、呆然と鍵盤を叩き続けてしまうかも。というか自分がよくあります。しょっちゅうあります。





2.認識とメンタルのリセット



これが放置効果の本質なのではないかと思います。


地力上げに最も効率的なのは「出来るか出来ないかギリギリのところの譜面をたくさんやる」ことだというのはよく言われていますがこれはまさにその通りの通りだと思います。

地力を上げるには自分が今できるレベル(例えば私だと☆11中上位くらいの譜面)よりも少し背伸びして、ちょっとキツめの譜面に特攻したりするのが必須です。
BP100ちょっと出てギリギリランプがつくかつかないかくらいの譜面が一番刺激になって効果がある!




と、書くのは簡単ですが実際はこれは結構きつく感じるんですよね。
認識力のギリギリのところでの勝負になるので、全力で集中しなければならない。
クリアできることもあればできないのともある、というかできないことのほうが多い。

やはり、毎回全力で認識しようとすると脳も疲れてきます。

そして、だんだんその脳の疲労が積み重なることによって、脳が譜面の認識をサボるようになり始めます。そして、落ちることに慣れすぎるとさらにそれを加速させる。
あれ?これってどっかで聞いたな?



同じ曲(同じ譜面)を何度もプレイすると陥る状況。最初は全力で認識しようとするが、同じ譜面を繰り返してやることにより脳が譜面を雑に覚えてしまい、認識をサボるようになる。
音ゲー用語だと「癖がつく」って言いますよね。
意識してこれを回避するのは難しい。私もできてない。


私はこの「癖がつく」という現象は、
「同一の譜面を繰り返しプレイした時にのみ起こる」ものだと思っていたのですが……放置効果について考えた時にそれだけではないと思い知らされました。

人間の集中力がフルで続くのは個人差はあれど一時間くらいと言われているらしく、そのピークを過ぎると集中力が徐々に低下していき認識力もそれに伴い落ちていく。

そして集中力が落ちると譜面の認識が雑になる。
「認識の癖」がこうして出来上がるわけです。
こうなるとどんなに色んな譜面をやっても、脳が最高の体調の集中力を取り戻すまでは永遠にその雑な認識のままになってしまうので、その修行が結果に繋がるのを自覚できない…


「本当は上手くなっているのにそれに気がつけない」という状況に陥ってしまうわけです!


全力で譜面が認識できなくなる+身体も疲れている状態だとどんなに特攻しても成果は出にくいですし、私のような成果を重視しがちなタイプのプレイヤーはそれによりモチベを落としてしまう。

私はルーテージでビートマニアを再開した時はひたすら毎日のようにCSで練習していましたがその時はさほど大成長したと自覚したことは無かったと思います。

しかし、モチベを落として一ヶ月放置した後に久々に触った時に、何かが違うと思いました。
譜面の見え方が以前と違う、認識周りの変な癖が抜けて、しっかりノーツを追えるようになった気がする。

一ヶ月の放置は、数ヶ月ほぼ毎日がむしゃらに練習してつけてしまった認識の癖をばっちりリセットしてくれたわけです。その結果、ずっと取れなかった七段にも合格出来た。
この「認識の癖のリセット」こそが放置効果の本質なのではなかろうか?というのが私の個人的な見解です。


なので、少し勇気が必要かもしれませんが、ちょっと頭打ちだな〜と感じたら思い切って一週間くらい放置しちゃってもいいのかもしれない。

実際に、身の周りの人達で週一もしくは週二の土日だけしかやってないという人は成長が爆速な場合が多いような気がします。

その人達はしっかりと一週間かけて認識の癖のリセットや弐寺筋、体力回復をすることが出来ているので、練習の成果が身体に跳ね返るのが早い、すなわち「成長が早い」ということなのではないか?

じゃあ勇気をだして俺も少し放置すれば成長が早くなるかもしれないぞ!





でも俺は音ゲーマーだからそんなに放置したら禁断症状が出ちゃう!(カス)

そんな時は、低難易度で単発を光らせる練習とか、そこそこ余裕をもって認識できるレベルの曲のエクハ埋めとかをすると良さそう。
とくにエクハは油断すると即死するので緊張感を持って全力で押しに行く練習にはもってこいかも??

とりあえず特攻はせず、適性より下の難易度の譜面を鳥出したりとかフルコン狙ったりとか、集中力を高められるような練習がよさそう!



長々書きましたが、まとめると

「放置効果」とは、
筋肉の疲労、体力回復
そして「認識の癖」をリセットすることにより、練習の成果を地力として反映させる効果

ではないかな〜と思いました(自信がない)



私は満足に12に手出しもできないクソザコ八段なのでここに書いたことは間違いだらけなのかもしれませんが、自分の考えをまとめたいってことでここに書かせていただきました。
また何か書きたくなったら記事を更新しようと思います。

ではまた。